・自転車で旅をしてみたい
・海外を自転車で旅したい
・単純にニュージーランドを旅行してみたい
みなさんは自転車で旅をしたことがありますか?
ニュージーランドに行ったことはありますか?
僕は2015年2月にニュージーランドの南島、2017年5月にニュージーランドの北島にそれぞれ自転車旅に行ってきました。
自転車でニュージーランドを走ると、ニュージーランドの大自然をじっくりと堪能できます。
今回の記事では、ニュージーランド自転車旅ノウハウ記事第一弾として、ニュージーランドや自転車旅の基礎知識をお話しします。
海外自転車旅のきっかけ
大学・大学院時代を通して、日本全国を自転車で旅してきました。
国内の自転車旅はとてもおもしろいものでしたが、始めて6年経って少し飽きがきていたところでした。
そこで漠然と海外を自転車で走ってみたいと考えるようになりました。
そして、大学院の卒業旅行で海外自転車旅をすることを決意しました。
なぜニュージーランドを選んだのか
ここでは、なぜ初めての海外自転車旅にニュージーランドを選んだのかをお話ししていきます。あくまで僕の主観なので悪しからず…。
何といっても大自然
学生時代、北海道全土を自転車で旅してまわっていたので、だだっ広い大自然に惹かれていました。
ニュージーランドは自然が豊富でアウトドア大国のイメージがあります。日本では見られない氷河やフィヨルドもあります。そんなニュージーランドは自転車でゆっくり旅してまわるのに最適だと思いました。
キャンプ場が充実している
ニュージーランドには「ホリデーパーク」とよばれるキャンプ場が国内各地に点在しています。
一般的な日本のキャンプ場よりも設備が充実しているのが特徴で、シャワー・コインランドリー・調理場・Wi-Fi(有料が多い?)などがあり、快適に過ごせます。
特に調理場は、コンロや食器、給湯器や冷蔵庫など普通のキッチンと変わらない設備が揃っており、驚きました。
ホリデーパークは国内に450軒程度あるそうです。
町ごとにインフォメーションセンターがある
ニュージーランドの各地には「i-Site」とよばれる公式の観光案内所があります。
観光の相談窓口や観光パンフレットがあるほか、お土産品や飲み物なども買うことができます。窓口では、交通機関(バス・鉄道)や宿泊施設、アクティビティの予約もできます。
何か困ったことがあれば、i-Siteに駆け込めばいい、という安心感がありました。
左側通行
日本と同様、道路は左側通行です。
交通ルールは日本と少し違うこともありますが、ほとんど変わりません。
大したことではないかもしれませんが、初の海外自転車旅行で、通行区分に気を取られなくてよいというのは、ひとつ安心だと思いました。
比較的安全なイメージ
ニュージーランドは安全なイメージがあります。
実際には犯罪発生率は日本より高く、人口1万人あたりの強盗事件発生率は約46倍(2017年、外務省海外安全ホームページより)ありますが、それでも世界的には治安がよいほうであることには変わりなさそうですし、だいたいは田舎を旅するのでそんなに心配はないと思いました。
先人の情報が多い
インターネットでニュージーランド自転車旅のことを調べると、多くの日本語のブログなどが引っかかります。多くの先人が自転車で旅をしているということが、初の海外自転車旅行において、ひとつの安心となりました。
現地で参考になるのは、日本には売っていない“Pedaller’s Paradise”という本です。後の記事で詳しく紹介します。
国土がコンパクト
ニュージーランドの面積は日本の約2/3倍、人口は北海道よりも少ない470万人程度です。
国が大きすぎると都市間距離も長く、自転車でまわるのは大変だと思い、比較的国土の小さな国にしました。
ニュージーランド国内の主要なところは一応ひと通りまわったという達成感にもつながります。
次回は、ニュージーランド自転車旅をするにあたって、事前にしておく準備についてお話しします。