キリマンジャロ

キリマンジャロ登山への道④ マチャメルート2日目

前回はキリマンジャロ・マチャメルート登山前日と1日目の模様をお伝えしました。

 

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キリマンジャロ登山への道③ 行程編:マチャメルート前日と1日目ここからは実際に僕が歩いた、キリマンジャロ・マチャメルートの行程を具体的に追っていきます。 登山前日 本格的な登山の行程に入る前に、...

 

今回は、マチャメルート登山2日目の模様をお伝えします。

 

登山2日目

マチャメキャンプ→シラキャンプ

朝7:00起床、きれいに晴れてとても気持ちのよい朝です。

持っていたパルスオキシメーターでSpO2を測ると97%、まだ大丈夫そうです。

 

早速、朝食を摂ります。

この日のメニューは、小麦粉と小豆のスープ、パパイヤ、ウィンナーとオムレツと食パンです。パパイヤは皆あまり口に合わなかったです(笑)

 

そして出発8時頃だったと思います。

この日の行程は、900 mアップ、5時間程度

少し歩くと、前日までの樹林帯から少し景色が開けて、周囲が見渡せるように。

 

うっすらと遠くに見えるのは、タンザニア第2の高峰、メルー山(Mt. Meru, 標高4,562 m)です。ヒマラヤ山脈のメルーではないですよ(笑)

ゴツゴツしたシラ峰(Shira, キリマンジャロを構成する山の一つ、標高3,962 m)も見えます。

そして、多くの特徴的な植物も見えはじめました。

これは、グラジオラスかな?

これはキク科の何か(笑)

名前が分からないこれらの花(笑)どれかが、「エバーラスティングフラワー」だったかな?

 

そして、特徴的な2つの植物がこれ。

ジャイアント・セネシオSenecio kilimanjari)と、

ロベリアLobelia deckenii)。

ジャイアント・セネシオは、標高4,000 m級の場所にもたくさん生えています。

こんな大きな植物が4,000 m級の場所に生えているなんて、日本では考えられませんね。

 

 

そうこうしているうちに、本日のキャンプ地、シラ・キャンプに到着。標高3,750 m。すでに富士山(3,776 m)とほぼ同じ標高です。

昨日と同様、洗面用のお湯を持ってきてくれました。

 

そして軽食を食べた後、

到着の証となる名簿に記帳して、

ガイドが近くの散歩に連れていってくれました。

 

ヘリポートがあったり、

洞窟があったり(寝泊まり禁止と書いてあります)、

石を積み上げたような場所があったりしました。

 

このあたりにはカラスもいました。首回りが白く、襟巻きのようになっているのが特徴です。

 

そして、この日の夕食。

最後の写真は、野菜のカレーのようなもの。お腹いっぱい食べました(吐くほど笑)。

高山では下界よりもエネルギー消費が激しいため、たくさん食べることが求められます。

食事のときには、コックが”Force to eat!”とひたすら煽ってきました(笑)

 

夕食後、SpO2を測定すると89%。少し低めです。

 

夕日も出てきました。だいたい19時頃。

 

登山3日目に続きます。

いよいよ4,000 mに到達しますが、最終的には3,900 mのところに落ち着きます。